こ‐ごめ【小米/粉米】
砕けて粉のようになった米。くだけごめ。くだけまい。
こごめ‐うつぎ【小米空木】
バラ科の落葉低木。山地に生え、よく分枝し、葉は卵形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。初夏、白い小花を総状に群生する。
こごめ‐かやつり【小米蚊帳吊】
カヤツリグサ科の一年草。畑地や原野の湿った所に生え、高さ20〜40センチ。全体はカヤツリグサに似ているが、花穂(かすい)はやや細く、淡黄色。ますくさ。
こごめ‐ぐさ【小米草】
ハマウツボ科の一年草。山地の草原に生え、高さ10〜20センチ。葉は卵形。夏、白い小花をつける。いぶきこごめぐさ。
こごめ‐ざくら【小米桜】
ユキヤナギの別名。シジミバナをいうこともある。《季 春》
こごめ‐ばな【小米花】
1 シジミバナの別名。 2 ユキヤナギの別名。《季 春》
こごめ‐びな【小米雛】
三重県山田地方で作られた、高さ1.5センチくらいの紙雛。3月3日の飾り、また、女児の遊びに使われた。
こごめ‐やなぎ【小米柳】
ユキヤナギの別名。
こごめ‐ゆき【小米雪】
小米の粒のように細かく、さらさらと降る雪。粉雪。
こご・める【屈める】
[動マ下一][文]こご・む[マ下二]からだを折り曲げる。こごむようにする。かがめる。「身を—・めて洞穴に入る」