こしゃく‐もの【小癪者】
小生意気な者。「ええ、—。軽い科(とが)を成敗とは」〈浄・丹波与作〉
こ‐しゃじ【古社寺】
古くからある、由緒のある神社や寺院。
こしゃじ‐ほぞんほう【古社寺保存法】
古社寺の建造物や宝物の保存に関する事項を定めた法律。明治30年(1897)公布。昭和4年(1929)国宝保存法の制定により廃止、昭和25年(1950)には文化財保護法がそれに代わって成立。
こ‐しゃほん【古写本】
古い時代に筆写した本。主として室町末期ころまでのものをいう。
コシャマインき【コシャマイン記】
鶴田知也の短編小説。アイヌの若き部族長コシャマインと和人との戦いを、叙事詩的に表現した作品。昭和11年(1936)発表。同年、第3回芥川賞受賞。
コシャマイン‐の‐たたかい【コシャマインの戦い】
康正3年(1457)、北海道渡島半島で、首長コシャマインに率いられたアイヌ諸部族が和人の圧迫に対して起こした戦い。和人によるアイヌ少年殺害を機に蜂起、多くの和人の館を占領したが、まもなく鎮圧され...
コシャリン【Koszalin】
ポーランド北西部の都市。バルト海沿岸に位置する。周囲に農地が広がり、食品加工業、農業機械工業などが盛ん。旧市街にはゴシック様式による赤煉瓦造りの大聖堂をはじめ、13世紀から14世紀頃の古い建物が多い。
こし‐やね【腰屋根/越し屋根】
通風・採光などのために、大棟の上に設けた小さい屋根。
こ‐しゅ【戸主】
1 一家の主人。家長。 2 民法旧規定で、戸主権を持ち、家族を統率・扶養する義務を負った一家の首長。昭和22年(1947)家の制度とともに廃止。
こ‐しゅ【古酒】
1 長い間熟成させた酒。 2 清酒で、当年に醸造した新酒に対して、前年の酒。また、3年以上貯蔵した日本酒。長期熟成酒。《季 秋》「菊作る労—を酌むいとまかな/東洋城」