こ‐とし【今年】
現在を含んでいる年。この年。こんねん。「去年(こぞ)—」《季 新年》「—から丸儲(まるもうけ)ぞよ娑婆(しゃば)遊び/一茶」
こと‐し【琴師】
1 琴を作る人。 2 琴を弾くのを業とする人。 3 雅楽寮で琴を教授する職員。
ことし‐おい【今年生ひ】
今年新しく生え出たもの。「—の松は七日になりにけり残りの程を思ひこそやれ」〈拾遺・賀〉
こと‐しげ・し【事繁し】
[形ク] 1 する事が多くて忙しい。「—・き日なれば、えも立ち寄り給はず」〈夜の寝覚・三〉 2 人の口がうるさい。「夏びきのてびきのいとをくりかへし—・くとも絶えむと思ふな」〈古今・恋四〉 3 ...
ことし‐ごめ【今年米】
今年の秋とれたばかりの米。新米。ことしまい。《季 秋》「熊野路や三日の粮(かて)の—/蕪村」
ことし‐ざけ【今年酒】
今年の秋とれた米で醸造した酒。新酒。《季 秋》「よく飲まば価(あたひ)は取らじ—/太祇」
ことし‐だけ【今年竹】
今年生えた竹。若竹。《季 夏》「風ごとに葉を咲き出すや—/千代女」
こと‐し‐も【事しも】
[副]《名詞「こと」+副助詞「し」+係助詞「も」から》ちょうど。あたかも。まるで。呼応の副詞のように、下に「如く」「ように」などの語をとることが多い。「聖人、—我が父母(ぶも)などの病まんを歎か...
事(こと)しもあれ
事もあろうに。よりによって。「—、威儀の親王(みこ)をさへせさせ給へりしよ」〈大鏡・師輔〉
コトシュ【Kotosh】
ペルー中部の都市ワヌコの西郊にある遺跡。1960年代、日本の調査団によって大規模な発掘調査が行われ、紀元前2000年頃のものとされる神殿をはじめ、十数層の遺構が見つかった。最古の遺跡はミト文化と...