しろい‐かくめいか【白い革命家】
保守的立場から強権的に改革を断行しようとする政治指導者のこと。白色革命家。 [補説]米国の元国務長官キッシンジャーがドイツのビスマルクに関する著書『White Revolutionary: Re...
ろんり‐せき【論理積】
《logical conjunction》論理演算の一。二つの命題pとqがどちらも「真」(または「1」)であるときだけ「真」(または「1」)になる、「pかつq」という命題、または演算のこと。合接...
ホット‐エア【hot air】
京都議定書によって定められた、各国の温室効果ガス排出権の余剰分。旧ソ連や東欧諸国などの生産活動の低迷が続く国々で、削減目標とされる排出量に達していない場合の、その余裕分。 [補説]原義は空手形・...
ポスト‐ピーシー【ポストPC】
《post PC》企業などの情報システムにおいて、業務で利用する主たるハードウエアが、パソコン(PC)から他の端末へ移行していく状況のこと。 [補説]スマートホンやタブレット型端末などパソコン以...
ボロノイ‐ず【ボロノイ図】
複数の点が散在する面や空間を、近接する点どうしを結ぶ線分の垂直二等分線(空間の場合は垂直二等分面)で分割してできる図や構造。二次元の場合、複数の多角形(ボロノイ領域)で埋め尽くされる。三次元の場...
ペンローズ‐タイル【Penrose tile】
周期性はないが、高い秩序性をもつタイル貼りのパターンの一。1974年に英国の物理学者R=ペンローズが考案。鋭角と鈍角がそれぞれ72、108度、および36、144度の2種類の菱形により平面を埋め尽...
マイクロレンズ‐こうか【マイクロレンズ効果】
重力レンズの効果により、遠方の天体の見かけの明るさが増す現象。銀河より軽い、恒星程度の質量の天体が遠方の天体と地球の間を横切るときに起こる。変光星の光度変化と異なり、星の色味(スペクトル)が変化...
ぼいん‐ちょうわ【母音調和】
一つの語形の中に現れる母音の配列に一定の共存の法則が認められる現象。例えば、トルコ語で、一語の中には、前舌母音、または後舌母音だけしか現れないが、このような事例を母音調和という。古代日本語にも、...
ぶんしうん‐コア【分子雲コア】
星間空間に存在する低温・高密度の分子雲の中で、さらに高密度になった領域。このような領域が自身の重力によってさらに収縮して高温・高密度になると星形成領域になる。
マルチフェロイクス【multiferroics】
強磁性、強誘電性、超弾性などの性質のうち、複数の性質をあわせていること。電気磁気効果のように、電場が磁化に、磁場が分極に作用するなど、異なる場に対して、相互に応答する性質が共存していることを指す...