そち‐こち【其方此方】
[代]指示代名詞。あちらこちら。あちこち。方々。「—を尋ねてみる」
[副] 1 あれこれ。「—する中、昼も過ぎた」 2 だいたい。かれこれ。「彼も、もう—四〇だろう」
せん‐れい【先例】
1 以前にあった同類の例。また、これまでのしきたり。前例。「—に従う」 2 これからの基準になる初めての例。前例。「—となる」
たけ‐うま【竹馬】
1 子供の遊び道具。 ㋐2本の竹ざおの途中に横木をつけ、それに足をのせて、さおの上部を握って歩くもの。高足(たかあし)。《季 冬》「—やいろはにほへとちりぢりに/万太郎」 ㋑竹の先に木などで作っ...
せめ‐て
[副]《動詞「責(せ)める」の連用形に助詞「て」の付いたもの》 1 不満足ながら、これだけは実現させたいという最低限の願望を表す。少なくとも。十分ではないが、これだけでも。「—声だけでも聞きたい...
ちっそ‐じゅんかん【窒素循環】
自然界において窒素が巡っている現象。大気中の分子状の窒素が根粒菌・アゾトバクターなどにより硝酸・アンモニアとして固定され、これらが緑色植物に吸収されてたんぱく質や核酸の成分となり、動物に摂取され...
ぜぜ‐ひひ【是是非非】
《「荀子」修身の「是を是とし非を非とする、これを知といい、是を非とし非を是とする、これを愚という」から》よいことはよい、悪いことは悪いと公平な立場で判断すること。「—主義」
ドレフュス‐じけん【ドレフュス事件】
1894年、フランスに起こったスパイ事件。ユダヤ系のドレフュス(A.Dreyfus)大尉は、ドイツのスパイとして終身刑に処せられたが、1896年に真犯人が現れ、軍部がこれを隠匿。これに対し、小説...
テンパリング【tempering】
1 金属の焼き戻しのこと。 2 チョコレートを溶かして再度固めるときにする温度調整。チョコレートに含まれる油脂の結晶を整え、風味をよくするために行う。
つい‐の‐すみか【終の住み処/終の栖/終の棲家】
最後に安住する所。これから死ぬまで住むべき所。「これがまあ—か雪五尺」〈七番日記〉 [補説]書名別項。→終の住処
せいぼひしょうてん【聖母被昇天】
《原題、(イタリア)Assunzione della Vergine》コレッジョの絵画。フレスコ画。縦1093センチ、横1155センチ。聖母マリアの死後、肉体と霊魂が天国に上げられる場面を描いた...