ごう‐そ【強訴/嗷訴】
1 平安中期以後、僧兵・神人(じにん)らが仏神の権威を誇示し、集団で朝廷・幕府に対して訴えや要求をすること。 2 江戸時代、農民が領主に対して年貢減免などを要求すること。
ごう‐そ【郷麻】
カヤツリグサ科の多年草。田やあぜなどの湿地に生える。高さ30〜50センチ。葉は線形。茎の頂に1個の雄花の穂をつけ、その下方に数個の雌花の穂をつける。
ごう‐そう【合装】
書物などを一つに合わせてとじること。合綴(がってつ)。
ごう‐そう【豪壮】
[形動][文][ナリ]物事の規模が大きくりっぱなさま。「—な構えの邸宅」 [派生]ごうそうさ[名]
ごう‐そう【豪爽】
[形動][文][ナリ]豪快で、気持ちよく感じられるさま。「—不屈」「性—にして、胆略あり」〈竜渓・経国美談〉
ごう‐そっきゅう【剛速球/豪速球】
野球で、威力があり速い球。「—を投げ込む」
ごうそ‐ふう【強麁風】
能で、世阿弥が九段階に分けたうちの第八位(下三位の第二)の芸格。強く荒々しい芸風。→九位(きゅうい)
ごう‐そん【郷村】
1 村里。きょうそん。 2 中世から近世にかけての村落共同体。室町時代、農民の自治団結体としての惣(そう)として成長。その後、近世封建体制のもとで、領主は農民支配の便宜のための行政単位として設定した。