ご‐しち【五七】
1 五と七。 2 「五七日(ごしちにち)」の略。
ごしち‐ちょう【五七調】
和歌・韻文・詩などで、5音句・7音句の順に繰り返す形式。また、それによって生じる韻律。短歌では第2句・第4句で切れるもの。万葉集に多い。→七五調
ごしち‐にち【五七日】
人が死んでから35日目。また、その日に営む法要。五中陰。
ご‐しちにち【後七日】
正月8日から14日までの7日間。また、その間に宮中で行われる仏事。後七日の御修法(みずほう)。正月1日から7日まで神事を行う前七日(ぜんしちにち)に対していう。
ごしちにち‐の‐あざり【後七日の阿闍梨】
後七日の御修法の導師となった阿闍梨の位の僧。東寺の長者が勤めた。
ごしちにち‐の‐みずほう【後七日の御修法】
《真言宗では御修法を「みしほ」とよみならわす》正月8日からの7日間、天皇の安穏・国家の繁栄・五穀の豊作などを祈って、宮中の真言院で、東寺の長者を導師として行われた真言の秘法。承和元年(834)空...
ごしち‐の‐きり【五七の桐】
紋所の名。3枚の桐の葉の上に、中央に七つ、左右に各五つの桐の花を配したもの。