ごと‐ごと
[副] 1 重い物が触れ合うときの音を表す語。「ことこと1」より強く大きい音をいう。「貨物車が—(と)走る」 2 物が煮える音を表す語。「ことこと2」よりいくぶん強めの火力で煮ることにいう。「鳥...
ごと‐し【ごと師】
《「ごと」は仕事の略。賭博で「いかさま」の意》不正な手段でパチンコ、パチスロの玉やメダルを出す者。→ごと行為
ごとし【如し】
[助動][○|ごとく|ごとし|ごとき|○|○]活用語の連体形、体言、助詞「の」「が」に付く。 1 比喩(ひゆ)的に、同等・類似の意を表す。…と同じだ。…のとおりだ。…のようだ。「あをによし奈良の...
ごと‐つ・く
[動カ五(四)]ごとごとと音がする。ごとごとと動く。「砂利道を—・きながら荷車が行く」
ごとばいんごくでん【後鳥羽院御口伝】
鎌倉前期の歌論書。1巻。後鳥羽天皇著。嘉禄(1225〜1227)ごろ成立か。初心者のための心得や一般的知識を述べ、源経信以下当代歌人を批評したもの。
ごとばじょうこうぞう【後鳥羽上皇像】
大阪水無瀬神宮が所蔵する後鳥羽天皇の似絵(肖像画)。紙本著色。藤原信実の作と伝わり、国宝に指定されている。後鳥羽天皇像。後鳥羽院像。
ごと‐べい【五斗米】
1 5斗の米。今の5升の米。 2 《年に5斗の扶持米(ふちまい)の意から》わずかな給料。
ごとべい‐どう【五斗米道】
中国、後漢末に起こった初期道教の宗教結社。2世紀後半、張陵が老子から呪法を授かったと称して創始。自ら天師と称し、祈祷(きとう)によって病気を治し、謝礼として米5斗を納めさせた。孫の張魯(ちょうろ...
五斗米(ごとべい)の為(ため)に腰(こし)を折(お)る
《「晋書」陶潜伝から》わずかな俸禄(ほうろく)のために、人の機嫌をとる。
ご‐とまり【五泊】
奈良時代から鎌倉中期、瀬戸内海を航行して難波(なにわ)に入る船が停泊した五つの港。檉生泊(むろうのとまり)(たつの市)・韓泊(からのとまり)(姫路市)・魚住泊(うおずみのとまり)(明石市)・大輪...