ごらん・ず【御覧ず】
[動サ変]「見る」の尊敬語。「見給う」に比べ、敬意が強い。 1 ご覧になる。ご覧じる。「昔も—・ぜし道とは見給へつつ」〈かげろふ・中〉 2 世話をなさる。「年比も—・じて久しくなりぬ」〈堤・由無...
ごらんぜ◦さす【御覧ぜさす】
[連語]《動詞「ごらんず」の未然形+使役の助動詞「さす」。ご覧になるようにさせるの意》ご覧に入れる。お目にかける。「御文もいかでか—◦させ侍らむとすらむ」〈落窪・一〉
ごらんぜ◦らる【御覧ぜらる】
[連語]《動詞「ごらんず」の未然形+尊敬の助動詞「らる」》「見る」の尊敬語。ご覧になる。「主上は御涙にくもりつつ、月の光もおぼろにぞ—◦られける」〈平家・六〉 [補説]古くは、受け身・可能・自発...
ごらん‐なさい【御覧なさい】
《「ごらんなさる」の命令形》 1 「見なさい」の尊敬語・丁寧語。「お手本を、よく—」 2 自分の予想が当たったときに得意になってその結果をさし示す語。「—、私の忠告したとおりになったでしょう」 ...
ごらん‐なさ・る【御覧なさる】
[動ラ五(四)]「見る」の尊敬語。「—・ったら、次にお回しください」
御覧(ごらん)に入(い)・れる
「見せる」の謙譲語。見せる相手を敬っていう。お見せする。「ご満足の行く演技を—・れましょう」
御覧(ごらん)にな・る
1 「見る」の尊敬語。「展覧会を—・りましたか」 2 動詞の連用形に助詞「て」の付いた形について、補助動詞的に用いる。「…てみる」の尊敬語。「ぜひ、試して—・るといいですよ」
ごり【鮴/石伏魚】
淡水産の雑魚、ヨシノボリ・チチブ・カジカなどの地方での呼び名。 [補説]「鮴」は国字。
ゴリ【Gori】
ジョージア中央部の都市。首都トビリシの西約80キロメートルに位置する。バグラト朝ダビド4世により建設。中世に築かれた要塞の遺跡がある。スターリンの生地。
ゴリアテのくびをもつダビデ【ゴリアテの首を持つダビデ】
《原題、(イタリア)Davide con la testa di Golia》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。旧約聖書のサムエル記より、ダビデが巨人ゴリアテの首を持つ姿を、明暗を対比させて描...