さい‐かん【災旱】
ひでりによる災害。「三日の間小止(をや)み無くして、—の憂へ永く消えぬ」〈太平記・一二〉
さい‐かん【祭官】
祭事を行う役人。特に、祭事を主宰する役人。祭主。
さい‐かん【菜館】
中華料理店のこと。多く、店名に付けて用いる。
さいかん‐さんゆう【歳寒三友】
1 東洋画の画題の一。寒さに耐える松・竹・梅、または梅・水仙・竹。 2 山水・松竹・琴酒。君子が友とする3種のもの。
さいかん‐せんりょ【歳寒仙侶】
画題の一。水仙・竹・梅を岩石に取り合わせたもの。
さいかん‐にが【歳寒二雅】
画題の一。竹と梅とを取り合わせたもの。
さいかん‐にゆう【歳寒二友】
画題の一。梅と寒菊とを取り合わせたもの。
歳寒(さいかん)の三友(さんゆう)
⇒歳寒三友
歳寒(さいかん)の松柏(しょうはく)
《「論語」子罕(しかん)から。松や柏が厳寒にも葉の緑を保っているところから》節操が堅く、困難にあっても屈しないことのたとえ。
さい‐がく【才学】
《古くは「さいかく」とも》才能と学問。学識。「彼女の—と品格と、容色とを知らぬでは無かったのサ」〈木下尚江・良人の自白〉