さい‐の
[感]「さいな」に同じ。「—、お気の毒なこっちゃわいの」〈滑・膝栗毛・八〉
さいのひとふり【賽の一振り】
マラルメの詩「骰子一擲(とうしいってき)」の別題。作品の縦軸となる詩句「賽の一振りは決して偶然を排することはないだろう(Un Coup de dés jamais n'abolira le ha...
さい‐のう【才能】
物事を巧みになしうる生まれつきの能力。才知の働き。「音楽の—に恵まれる」「—を伸ばす」「豊かな—がある」「—教育」
さい‐のう【採納】
[名](スル)採用すること。取り上げること。「原案を—する」
さい‐のう【催能】
能楽の会を開催すること。
さい‐のう【臍嚢】
稚魚の腹にある袋。中に卵黄が入っていて、自分でえさがとれるようになるまでこれを吸収して成長する。
さい‐の‐かみ【道祖神/障の神/塞の神】
⇒さえのかみ
さい‐の‐かわら【賽の河原】
1 死んだ子供が行く所といわれる冥途(めいど)の三途(さんず)の川の河原。ここで子供は父母の供養のために小石を積み上げて塔を作ろうとするが、絶えず鬼にくずされる。そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救う...
さい‐の‐こ【西ノ湖】
栃木県北西部、中禅寺湖西方にある湖。湖水は柳沢川へ流れ出て中禅寺湖に注ぐ。面積0.7平方キロメートル、東西600メートル、南北450メートル、湖面標高1290メートル。降水量によって湖の大きさが...
さい‐の‐め【采の目/賽の目】
1 さいころの六つの面に記してある、一から六までの点。 2 さいころ程度の小さな立方体。「豆腐を—に切る」