さくらがわ【桜川】
謡曲。四番目物。世阿弥作。母のために自身を人買いに売った桜子(さくらご)が、常陸(ひたち)の桜川で物狂いとなっている母と再会する。
さくら‐がわ【桜川】
茨城県南西部を流れる川。桜川市北部の高峰南麓の鏡ヶ池に源を発し、土浦市で霞ヶ浦に注ぐ。長さ63キロ。流域の水田地帯を灌漑(かんがい)する。上流の桜川市磯部は桜の名所。 茨城県中央部を流れる川...
さくらがわ‐し【桜川市】
⇒桜川
さくらがわ‐は【桜川派】
桜川慈悲成の系統をひく江戸吉原の幇間(ほうかん)の一派。
桜(さくら)伐(き)る馬鹿(ばか)梅(うめ)伐(き)らぬ馬鹿(ばか)
桜は幹や枝を切るとその部分が衰弱してしまうが、梅は余計な枝を切らないとよい花実がつかなくなる。樹木の剪定(せんてい)には、それぞれの木の特性に従って対処する必要のあること。
さくら‐ぎ【桜木】
1 桜の木。「花は—人は武士」 2 桜の木材。江戸時代、版木に多く用いた。
さくらぎ‐ちょう【桜木町】
横浜市中区・西区にまたがる一地区。明治5年(1872)に日本最初の鉄道が開通したときの横浜駅所在地。現在はJR根岸線・横浜市営地下鉄の桜木町駅がある。
さくらぎみんでん【佐倉義民伝】
歌舞伎・浄瑠璃の一系統で、佐倉惣五郎の直訴事件を脚色したもの。歌舞伎狂言「東山桜荘子(ひがしやまさくらそうし)」など。
さく‐らく【錯落】
[名](スル) 入りまじること。「貧賤に生まれて境遇—し」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉 [ト・タル][文][形動タリ]入りまじるさま。「自然石(じねんせき)の形状(かたち)乱れたるを幅一間に行儀...
さくら‐く【桜区】
⇒桜