さくらん【錯乱】
池波正太郎の歴史小説。昭和35年(1960)発表。同年、第43回直木賞受賞。
サクラン【sacran】
多糖類の一。硫酸基をもち、約11種類の単糖類で構成される。日本固有のスイゼンジノリという藍藻類から初めて抽出された。巨大な分子量をもち、自重の約6000倍の水を吸収できる。そのため、化粧品の保湿...
さくらん‐えん【錯乱円】
カメラなどの光学系で、焦点の前後で結像する円。この錯乱円の大きさが、設計上許容される分解能よりも小さい範囲を焦点深度という。
さくらん‐ぼ【桜ん坊/桜桃】
「さくらんぼう」に同じ。《季 夏》「茎右往左往菓子器の—/虚子」
さくらん‐ぼう【桜ん坊/桜桃】
桜の果実の総称。特にセイヨウミザクラの実をいい、6月ごろ紅色・黄色に熟したものを食用とするほか、缶詰・ジャムなどにする。おうとう。さくらんぼ。《季 夏》
さくり【決り/抉り/刳り】
1 土を掘り起こした所。また、その溝。うね。 2 流鏑馬(やぶさめ)や笠懸(かさがけ)などの騎射のとき、馬を走らせる道として馬場に掘る浅い溝。馬決(うまざく)り。
さくり【噦り/吃逆】
「しゃっくり」に同じ。〈和名抄〉
さくり
[副] 1 たやすく物が切れるさま。また、鋭い刃物などを使って容易に物を切るさま。「メロンを—と切る」 2 粒の細かい砂や雪などを踏んだり掘ったりするときの音や、そのさまを表す語。「新雪の上を—...
さくり‐あ・ぐ【噦り上ぐ】
[動ガ下二]しゃくりあげる。「—・げて、よよと泣きければ」〈宇治拾遺・一〉
さく‐りつ【冊立】
[名](スル)勅命により皇太子・皇后などを正式に定めること。さくりゅう。