かくれ‐キリシタン【隠れキリシタン】
明治以降、潜伏キリシタンの信仰形態を継続した者。江戸幕府の禁教令が解かれた後もカトリックに復帰せず、潜伏期に独自に発達した文化を維持する人々をさす。また広く、潜伏キリシタンを含めていうこともある...
かくら‐く【隠らく】
《動詞「かく(隠)る」(四段)のク語法》隠れること。「あかねさす日は照らせれどぬばたまの夜渡る月の—惜しも」〈万・一六九〉
かさんか‐アセトン【過酸化アセトン】
アセトンの過酸化物。ふつう三量体であるトリアセトントリペルオキシド(TATP、化学式C9H18O6)をさす。高性能爆薬として知られ、アセトンのほか、過酸化水素水、塩酸、硫酸などの容易に入手可能な...
かくさん‐かえん【拡散火炎】
可燃性気体が空気中に拡散しながら燃焼するときに現れる火炎。ろうそくの炎やガスバーナーの混合空気を減らしたときにみられる橙色の炎をさす。拡散炎。→予混合火炎
かくちょう‐せい【拡張性】
《expandability》装置や部品を交換したり、追加したりすることで、購入時または使用開始時より高機能にできること。また、その容易さをさす。「—に富むパソコン」
かくしん‐しゅぎ【革新主義】
従来の組織・慣習などを変えて新しい方向に進もうとする立場・考え方。特に、20世紀初めの米国において、政治の革新と経済への政府干渉の必要を説いた運動をさす。
かく‐ディーエヌエー【核DNA】
細胞内の細胞核の中に存在するDNA。ゲノムの大部分を有し、ふつうDNAといえば核DNAをさす。二重螺旋構造をもち、両親から遺伝情報を受け継ぐ。科学捜査のDNA鑑定などに用いられる。nDNA。
かく‐へいき【核兵器】
核反応を利用した、強大な破壊力をもつ兵器。ふつう、原子爆弾・水素爆弾などの核爆弾をさす。
かくていてき‐えいきょう【確定的影響】
放射線被曝が人体に及ぼす影響を分類する概念の一。放射線量がある閾値(いきち)を超えた時に確実に症状が現れ、放射線量が高いほど症状が重くなるような影響をさす。脱毛、皮膚障害、白内障などの症状があり...
かざ・す【挿頭す】
[動サ五(四)]《「かみ(髪)さ(挿)す」の音変化という》 1 草木の花や枝葉、造花などを髪や冠にさす。「野の花を髪に—・す」 2 物の上に飾りつける。「あやしき小家の半蔀(はじとみ)も、葵(あ...