さりどころ‐な・し【避り所無し】
[形ク]《逃れる場所がない意から》逃れようがない。弁解の余地がない。「罪—・く、うしろめたけれ」〈夜の寝覚・二〉
サリドマイド【thalidomide】
鎮静・催眠薬の一種。1957年に西ドイツで開発。妊娠初期に服用するとあざらし肢症奇形児の出産が多くなることが明らかになり、各国で製造・販売が禁止された。 [補説]日本での発売開始は昭和33年(1...
さり‐ながら【然り乍ら】
[接]そうではあるが。しかしながら。「そうもしたい。—現実を無視するわけにもいかない」
サリナ‐クルス【Salina Cruz】
メキシコ南部、オアハカ州の都市。太平洋岸のテワンテペック湾に面する港湾都市で、カリブ海側のコアツアコアルコスとテワンテペック地峡を横断する鉄道で結ばれる。地峡北部の油田地帯からパイプラインが通じ...
サリナ‐トゥルダ【Salina Turda】
⇒トゥルダ岩塩坑
さり‐ぬ◦べし【然りぬべし】
[連語]《動詞「さり」(ラ変)の連用形+連語「ぬべし」》 1 そうであるはずだ。適当である。「—◦べき物やあると、いづくまでも求め給へ」〈徒然・二一五〉 2 相当である。身分がよい。「—◦べから...
サリノメーター【salinometer】
海水の電気伝導度によって、塩分濃度を測定する塩分計。
サリ‐バロール【Sahr-i-Bahlol】
パキスタン北西部、カイバルパクトゥンクワ州にある遺跡。ペシャワールの北西約70キロメートル、仏教遺跡タフティバヒーの近隣に位置する。古代ガンダーラ王国の要塞都市や山岳寺院の遺構がある。1980年...
さり‐ぶみ【去り文/避り文】
「去り状」に同じ。
さ‐りゃく【作略/差略】
1 適当にとりはからうこと。「のこりを弥次郎、北八と、おのれが—して、きはめておきしゆゑ」〈滑・膝栗毛・五〉 2 はかりごとをめぐらすこと。策略。「とうとう此方は流人の身と、したのも汝が—だと」...