さ【然】
[副]すでにある事物・状態などをうけて、それを指示する語。そのように。そう。「これのみは余りに深く我心に彫りつけられたれば—はあらじと思えど」〈鴎外・舞姫〉 「おまへたちも、必ず—思(おぼ)すゆ...
さ
[感] 1 人を誘ったり、行動を促したりするときに発する語。さあ。「—、やろう」「—、どうしてくれる」 2 判断や決断に迷ったり、せっぱつまったりしたときに発する語。さて。「—、どうしようか」「...
さ
[終助]種々の語に付く。 1 自分の判断や主張を確認しながら念を押す意を表す。「ぼくにだってできる—」「お歴々にも負けることはおりない—」〈浄・鑓の権三〉 2 傍観的な、多少投げやりな調子で、...
さ
[接頭] 1 名詞・動詞・形容詞に付いて、語調を整える。「—霧」「—迷う」「—まねし」 2 名詞に付いて、時期的に早く若々しい、また、5月の、という意を表す。「早」などの漢字が当てられることがあ...
さ
[接尾] 1 形容詞・形容動詞の語幹、一部の助動詞の語幹に準じるものに付いて名詞をつくり、…の状態であること、…の程度であること、…の性質であることの意を表す。「つら—」「美し—」「静か—」「会...
さ【狭/小】
[語素]名詞に付いて接頭語的に用いられ、その物の幅が狭いという意を表す。「—物」「—織り」
さあ
[感] 1 人を誘い、またはせきたてるときに発する語。「—、始めよう」「—、お入りください」 2 ためらいや否定的な気持ちを表したり、即座の返答を避けたりするときに発する語。「—、私にできるかし...
さあ‐さあ
[感]人の行動や返答などを促すときに発する声。「—、早くしないと置いていきますよ」
さあたあ‐あんだぎい
《多く「サーターアンダギー」と書く。「さあたあ」は砂糖、「あんだぎい」は揚げ物の意》小麦粉に砂糖・卵・ふくらし粉などをまぜた生地を球状にして油で揚げたもの。沖縄県の郷土菓子。
サアダーバード‐きゅうでん【サアダーバード宮殿】
《Sa'dābād》イランの首都テヘランにある宮殿。市街北部、アルボルズ山の麓に位置する。パフラビー朝の夏の離宮として利用された。広大な敷地内にいくつもの宮殿が点在し、イラン革命以降は現代美術館...