ざん‐し【残滓】
《慣用読みで「ざんさい」とも》残りかす。「封建思想の—」
ざん‐し【惨死】
[名](スル)むごたらしく死ぬこと。さんし。
ざん‐し【慙死/慚死】
[名](スル)恥じて死ぬこと。また、死ぬほど深く恥じること。「僕が平生(ふだん)の耳でいたら—するほどの大言壮語を」〈蘆花・思出の記〉
ざん‐しつ【残疾】
律令制で規定された身体障害・疾病者。廃疾・篤疾より程度の軽い病気や故障のある者。一目盲・両耳聾など。正丁の年齢でも老丁と同じに扱われた。
ざん‐しゃ【讒者】
讒言をする者。人をおとしいれようとして、事実に反する悪口を言う者。
ざん‐しゅ【斬首】
[名](スル)首をきること。首をきる刑。また、きったその首。「首謀者が—された」
ざん‐しゅう【残秋】
秋の末。なごりの秋。晩秋。
ざん‐しゅん【残春】
残り少なくなった春。春のなごり。春の末。
ざん‐しょ【残暑】
立秋を過ぎてもなお残る暑さ。《季 秋》「草の戸の—といふもきのふけふ/虚子」
ざん‐しょう【残照】
日が沈んでからも雲などに照り映えて残っている光。夕日の光。残光。 [補説]作品名別項。→残照