し‐あわ・す【為合はす】
[動サ下二] 1 物事をうまくやりおおせる。つじつまを合わせる。「さても宇都宮はよくも—・せたるものかな」〈伽・猿源氏〉 2 作って合わせる。「裏ト表ヲ—・スル」〈日葡〉
し‐あわせ【幸せ/仕合(わ)せ/倖せ】
[名・形動]《動詞「しあ(為合)わす」の連用形から》 1 運がよいこと。また、そのさま。幸福。幸運。「思わぬ—が舞い込む」 2 その人にとって望ましいこと。不満がないこと。また、そのさま。幸福。...
し‐あわせ【詩合(わ)せ】
左右に分かれて漢詩を作り、判者の判定によってその優劣を競う文学的遊戯。平安中期に始まった。闘詩(とうし)。
しあわせな‐ていさんそしょう【幸せな低酸素症】
息苦しさの自覚がないまま、著しく呼吸状態が悪くなる低酸素症。患者自身および周囲が気づかずに重症化して呼吸不全となるため、パルスオキシメーターなどで動脈血酸素飽和度を測定して容態を確認する必要があ...
しあわせ‐びょうし【仕合はせ拍子】
うまいぐあいに幸運にめぐりあうこと。「手拍子に口拍子、—の三三九度」〈浄・寿の門松〉
しあわせ‐ぶとり【幸せ太り】
俗に、結婚した後、しだいに太りだす現象。食生活の変化と運動不足によるとされる。
しあわせ‐もの【幸せ者】
幸運な人。果報者。
しあわせ‐よし【仕合吉】
荷馬の腹当てに染め抜いた語。丸の中に「仕合」「吉」あるいは「門出」「吉」などの文字を入れた。