しお‐どき【潮時】
1 潮の満ちる時、また、引く時。 2 物事を始めたり終えたりするのに、適当な時機。好機。「—を待つ」「ピッチャー交代の—」 3 時間。特に、一日のうちで出産や死亡の多く起こる時間。潮の干満の時刻...
しお‐ど・く【潮解く】
[動カ下二] 1 びっしょりぬれる。ぬれそぼつ。「雨少しうち降りて、田子の袂(たもと)も—・けたり」〈栄花・御裳着〉 2 涙にぬれる。「五月雨にもあはれにて—・け暮し」〈栄花・月の宴〉
しお‐どけい【潮時計】
月の出入りの時刻と潮の干満の時刻とを表にしたもの。潮の干満の程度から時刻を知る目安になるところからいう。
しおどけ・し【潮解けし】
[形ク]《動詞「しおどく」の形容詞化》海水にぬれてしおたれているさま。また、悲しみで涙にくれるさま。「武士(もののふ)の鎧(よろひ)の袖どもも、—・うぞ見ゆる」〈増鏡・久米のさら山〉
しお‐どころ【塩所】
1 塩を作る所。塩田。 2 塩の産地。
しおどめ【汐留】
東京都港区の旧国鉄駅跡地。明治5年(1872)の鉄道開業時に新橋駅(のち汐留駅と改称)を設置。鉄道発祥地を示す0マイル標識がある。平成7年(1995)ごろから大規模な再開発が行われ、巨大複合都市...