しお‐ば【塩場】
1 「塩所(しおどころ)」に同じ。 2 動物がナトリウムなどのミネラルを摂取するために利用する場所。岩塩が露出した場所や湧水に伴って無機塩類が析出した場所などがある。草食の哺乳類や果実食の鳥類な...
しお‐ばな【塩花】
1 不浄を清めたり、縁起直しのために塩を振りまくこと。また、その塩。伊豆諸島などでは海水を汲(く)んで来て振りかける。 2 料理屋などの入り口に、山形に置く塩。盛り塩。 3 砕けて花のように飛び...
しお‐はま【塩浜】
《「しおばま」とも》塩田(えんでん)のこと。
しお‐はゆ・い【鹹映ゆい】
[形][文]しほはゆ・し[ク]《「しおばゆい」とも》塩気が多い。塩味が強い。しょっぱい。「此所(ここ)で—・い身体を清めたり」〈漱石・こゝろ〉 「何とやら、—・きやうにて、変なにほひのする酒だ」...
しおばら【塩原】
栃木県那須塩原市西部の地名。箒川(ほうきがわ)渓流に沿った温泉町で、塩原十一湯と称される。
しお‐ばらい【塩払い】
葬式から帰宅したとき、家の入り口で塩を振りかけて身を清めること。
しおばら‐おんせんきょう【塩原温泉郷】
栃木県那須塩原市にある温泉群。泉質は単純温泉・塩化物泉・硫酸塩泉など。尾崎紅葉「金色夜叉」で紹介された。塩原十一湯。
しおばらたすけいちだいき【塩原多助一代記】
人情噺(にんじょうばなし)。三遊亭円朝作。明治9〜11年(1876〜78)にかけて完成。塩原多助の成功譚をもとに脚色したもの。
しお‐ばり【潮ばり】
漁師が海上で着る丈の長い衣服。沖着物。潮ばらい。