とば・す【飛ばす】
[動サ五(四)] 1 空中を飛ぶようにする。「模型飛行機を—・す」「風船を—・す」 2 何かをめがけて、手元から勢いよく放つ。「ボールを—・す」「矢を—・す」 3 強く吹いて、空中に舞い上がらせ...
とも・す【点す/灯す】
[動サ五(四)] 1 あかりをつける。とぼす。「ろうそくを—・す」 2 男女が交合する。とぼす。「お前がた二人は丁ちんの側も構はず—・しかけなさるよって」〈咄・臍の宿替・九〉 [可能]ともせる
とり‐おどし【鳥威し】
農作物を荒らす鳥をおどして追い払うためのしかけ。案山子(かかし)・鳴子(なるこ)などの類。《季 秋》「渡る雲のみとなりたる—/達治」
どうじょう‐あらし【道場荒(ら)し】
武芸道場に押しかけて試合を強要し、勝つと金銭を要求などすること。また、その人。道場破り。
ながえ‐の‐かさ【長柄の傘】
貴人などにさしかけるため、柄を長くした傘。のちに、遊女が揚屋・引き手茶屋などへ往来するのにも用いた。ながえのからかさ。
なぐり‐こ・む【殴り込む】
[動マ五(四)] 1 けんか相手などの所へ押しかけて乱暴をはたらく。「武装して—・む」 2 相手の根拠地に進出して、商売上の勝負をしかける。「大手スーパーが地元に—・む」
なつこ・い【懐こい】
[形]人にすぐなれ親しみやすい。また、そのような性質である。人なつこい。なつっこい。「—・く話しかける」
にこ‐にこ
[副](スル)楽しそうにほほえみを浮かべるさま。にっこり。「—(と)笑う」「—して話しかける」
ぬめり‐ふう【滑り風】
浮かれた風体。なまめかしいそぶり。「衣紋繕ひ…虎にしかけの—」〈浄・虎が磨〉
ぬらし【濡らし】
《動詞「ぬらす」の連用形から》色めかしいそぶりをすること。「口ききたるままに、よき加減なる—をしかけ」〈難波物語〉