ちょ‐れい【猪苓】
サルノコシカケ科のキノコのチョレイマイタケが地中につくる菌核。漢方で利尿・解熱・止渇薬などに用いる。
ちんにゅうしゃ【闖入者】
安部公房の短編小説。昭和26年(1951)、雑誌「新潮」に掲載。昭和42年(1967)の戯曲「友達」の下敷きとなった作品で、突然おしかけてきた見知らぬ9人家族に家を占拠されてしまう男の物語。
つっ‐か・ける【突っ掛ける】
[動カ下一][文]つっか・く[カ下二]《「つきかける」の音変化》 1 履物を足の指先にひっかけるようにして無造作にはく。「サンダルを—・ける」 2 勢いよく何かにぶつける。「立ち上がりざま椅子に...
つつ・く【突く】
[動カ五(四)] 1 何度も軽く突く。こつこつと小刻みに突く。また、そのようにして合図や注意をする。「棒で草むらを—・く」「アカゲラが幹を—・く」「ひじで—・いて注意する」 2 ㋐なべ料理などを...
て‐だし【手出し】
[名](スル) 1 物事に手を出すこと。物事に関係すること。「事業に—して失敗する」 2 世話をやくこと。「よけいな—をするな」 3 相手に争いなどをしかけること。「先に—したほうが悪い」
手出(てだ)し十層倍(じっそうばい)
いちばん初めに争いなどをしかけた者の罪は、他の者の十倍にあたるということ。
手(て)を出(だ)・す
1 手を使って、対象となるものに動作をしかける。「ごちそうに—・す」「高めのボールに—・す」 2 暴力を振るう。また、けんかをしかける。「口より先に—・す」 3 新たに関与する。「株に—・す」 ...
てん‐らい【天雷】
1 かみなり。 2 江戸時代、劇場の舞台の天井にしかけた、雷の音を出す装置。
とい‐か・ける【問(い)掛ける】
[動カ下一][文]とひか・く[カ下二] 1 質問をしかける。その人に向かって質問する。「矢つぎばやに—・ける」 2 質問をしはじめる。「—・けて急に口をつぐむ」
となみ【鳥網】
《「とのあみ」の音変化》鳥を捕るためにしかける網。とりあみ。「あしひきのをてもこのもに—張り」〈万・四〇一一〉