し‐かね◦ない【仕兼ねない】
[連語]《動詞「しか(仕兼)ねる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》⇒仕兼ねる2
し‐か・ねる【仕兼ねる】
[動ナ下一][文]しか・ぬ[ナ下二] 1 それをすることに抵抗を感じる。また、それをすることを拒否する。できかねる。「返事を—・ねている」「賛成—・ねる」 2 (「しかねない」の形で)普通ではし...
しかのうみ‐じんじゃ【志賀海神社】
福岡市東区志賀島にある神社。祭神は、底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)・中津綿津見神・表津(うわつ)綿津見神。
しか‐の‐うら【志賀浦】
志賀島(しかのしま)の海岸。[歌枕]「—にいざりする海人(あま)明け来れば浦廻(うらみ)漕ぐらし梶の音聞こゆ」〈万・三六六四〉
しか‐の‐しがらみ【鹿の柵】
《「鹿の作った柵」の意で》ハギの別名。「河水に—かけてけり浮きて流れぬ秋萩の花」〈新古今・秋上〉
しか‐の‐しま【志賀島】
福岡県北西部、海ノ中道にある陸繋島(りくけいとう)。古来、大陸交通の要地。天明4年(1784)に「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印を出土。→漢倭奴国王印 岡松和夫の短編小説。昭和...
しか‐の‐その【鹿の苑】
「鹿野苑(ろくやおん)」を訓読みにした語。「聞きそめし—にはことかへて色色になる四方(よも)のもみぢ葉」〈長秋詠藻・上〉
しかのその【鹿の園】
《原題The Deer Park》米国の小説家メーラーの長編小説。1955年刊。
しか‐の‐つのきり【鹿の角切り】
奈良の春日大社で、毎年秋に、鹿の角を切り落とす行事。《季 秋》
鹿(しか)の角(つの)を蜂(はち)が刺(さ)す
鹿の角を蜂が刺しても、鹿はなんとも感じないように何の手ごたえもないことのたとえ。鹿(しし)の角を蜂が刺す。