ふ
[助動][は|ひ|ふ|ふ|へ|(へ)]動詞の未然形に付く。動作・作用の反復・継続を表す。ずっと…しつづける。よく…している。しきりに…している。「つれもなき佐田(さだ)の岡辺(をかへ)に帰り居(...
りきゅう‐こうじゅう【裏急後重】
渋り腹のこと。しきりに便意を催すのに排便がごく少量で、すぐまた行きたくなる症状。
よろこぼ・う【喜ぼふ】
[動ハ四]《動詞「よろこぶ」の未然形「よろこば」に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「よろこばふ」の音変化》しきりによろこぶ。「—・ひて、思ひけらしとぞ言ひ居(を)りける」〈伊勢・一四〉
るい【累】
[常用漢字] [音]ルイ(呉)(漢) 1 次々とつながり重なる。つみ重ねる。「累加・累計・累日・累積・累代・累卵・累累」 2 回を重ねて。しきりに。「累次・累進」 3 かかわり合いになる。足手ま...
もみ‐た・てる【揉み立てる】
[動タ下一][文]もみた・つ[タ下二] 1 激しくもむ。盛んにもみ合う。「御輿(みこし)を—・てる」 2 しきりにうながす。せきたてる。「掛声で十四のおはまに—・てられた」〈左千夫・隣の嫁〉 3...
やっぴし
[副]しきりに。やたらに。「薬取り—犬に手をもらひ」〈柳多留・二〉
もと‐な
[副]《「もと」は根本の意。「な」は形容詞「無し」の語幹》 1 わけもなく。みだりに。「なにしかも—とぶらふ」〈万・二三〇〉 2 しきりに。むやみに。「いづくより来りしものそ目交(まなか)ひに—...
まじ‐まじ
[副](スル) 1 目を離さないで一心に見つめるさま。じっと。「我が子の寝顔を—と見つめる」 2 なかなか寝つけずにいるさま。また、寝つけないまま、しきりにまばたきをするさま。「目は冴えて、—し...
ま‐たた・く【瞬く】
[動カ五(四)]《「目(ま)叩(たた)く」の意。古くは「まだたく」とも》 1 まぶたを瞬間的に開けたり閉じたりする。まばたく。「しきりに目を—・く」 2 光がちらちらする。光が明滅する。「沖にい...
みず‐ぶね【水船】
1 飲料水を運ぶ船。水取り船。水伝馬(みずてんま)。 2 (「水槽」とも書く) ㋐水をたくわえておく大きな桶。すいそう。「—の前に腰を据えて、しきりに水をかぶっている坊主頭」〈芥川・戯作三昧〉 ...