ち【知】
[音]チ(呉)(漢) [訓]しる [学習漢字]2年 1 物事の本質をしる。対象を心に感じ取る。「知覚・知識・知命/感知・察知・周知・熟知・承知・認知・未知・予知」 2 しらせる。「下知(げじ・げ...
たん‐りん【貪吝】
欲が深くて、けちなこと。「—奢侈誹謗の類は何れも不徳の著しきものなれども」〈福沢・学問のすゝめ〉
ち‐いん【知音】
《中国の春秋時代、琴の名人伯牙は親友鍾子期が亡くなると、自分の琴の音を理解する者はもはやいないと愛用していた琴の糸を切って再び弾じなかったという「列子」湯問などの故事から》 1 互いによく心を知...
だん‐こう【断行】
[名](スル)困難や反対を押しきって強い態度で実行すること。「機構改革を—する」
ちえなみしき‐に【千重波頻に】
[副]波がいく重にも重なり合うようにしきりに。「ひと日には—思へども」〈万・四〇九〉
だん‐ぜん【断然】
[ト・タル][文][形動タリ]態度のきっぱりとしているさま。また、最後まで押しきって物事をやり遂げるさま。「政府はナゼ—たる政略を施されんのか」〈鉄腸・花間鶯〉 [副] 1 きっぱりと心を決...
だん【檀】
[人名用漢字] [音]ダン(呉) タン(漢) [訓]まゆみ 〈ダン〉 1 香木の名。「檀香/栴檀(せんだん)・白檀(びゃくだん)」 2 ニシキギ科の落葉樹の名。マユミ。「檀紙」 3 梵語の音訳...
た◦めり
[連語]《連語「たんめり」の撥音の無表記》…ているようだ。…ていると思われる。「をかしき匂ひこそ心もとなうつき—◦めれ」〈枕・三七〉
たわ【撓】
[形動][文][ナリ]「たわわ」に同じ。「一歳柿などはすでに枝も—に実っている」〈蘆花・思出の記〉 [名] 1 山の尾根のくぼんで低くなった所。山の鞍部(あんぶ)。たおり。「山の—より御船を...
たらわ・す【足らはす】
[動サ四] 1 満たす。満足させる。「天地(あめつち)に—・し照りて我(わ)が大君敷きませばかも楽しき小里(をさと)」〈万・四二七二〉 2 (動詞の連用形に付いて)十分…する。やり遂げる。「霞立...