つわ【唾】
つば。つばき。「しきりに—を地面にはいた」〈野間・真空地帯〉
ちょう【朝】
1 あさ。あした。 2 朝廷。 3 一人の君主が国を治めている期間。また、ある系統の君主たちの治めていた期間。御代(みよ)。御宇(ぎょう)。「桓武の—」「ビクトリア—」 4 君主が治めている国。...
ちゅう‐りん【稠林】
生い茂った林。煩悩(ぼんのう)がしきりに起こることのたとえ。「—に花散りなば覚樹の木の実は熟するを期すべし」〈海道記〉
ちょう【調】
1 律令制下の基本的物納租税の一。大化の改新では田の面積および戸単位に、大宝律令では人頭税として課せられ、諸国の産物(絹・綿・海産物など)を納めたもの。庸(よう)とともに都に運ばれ国家の財源とな...
ちゅう‐の‐まい【中の舞】
1 能の舞事(まいごと)の一。序の舞と急の舞との中間の速度でまう舞。また、その囃子(はやし)。美女・喝食(かっしき)などの舞うものと、妖精・天女などの舞うものとがある。 2 歌舞伎の下座音楽の一...
ちょう
[連語]《格助詞「と」に動詞「い(言)う」の付いた「という」の音変化》…という。主に平安時代に入ってから和歌に用いられた。→ちゅう →とう「忍ぶれば苦しきものを人知れず思ふ—こと誰に語らむ」〈古...
ちゅう‐ぼん【中品】
1 仏語。三品の中位。上品と下品の間。また、九品(くほん)のうち、中品上生・中品中生・中品下生の総称。 2 程度が中くらいであること。「工(たく)みを取り、珍しきものに寄るはその次なり。—にして...
ちゅう‐のう【中脳】
脊椎動物の脳の一部。間脳の後方、小脳・橋(きょう)の上方にある。中脳蓋(がい)と大脳脚とに分かれ、間を中脳水道が通る。中脳蓋は上下二対の隆起をなすので四丘体(しきゅうたい)ともよばれ、上丘は視覚...
ちょう‐し【調子】
1 音の高低のぐあい。また、音の速さのぐあい。リズム。拍子。「カラオケの—が合わない」「足で—をとる」 2 言葉の表現のぐあい。音声の強弱や、文章などの言い回し。口調。語調。「意気込んだ—で話す...
ち‐す【帙簀】
《「ぢす」とも》経巻などを包む帙(ちつ)。竹のすだれを芯(しん)にして、周囲を錦(にしき)で縁どり、裏に綾をつけ、組緒をつけたもの。竹帙(たけちつ)。