けい【景】
[音]ケイ(漢) エイ(漢) [学習漢字]4年 〈ケイ〉 1 日の光。ひかげ。「返景」 2 眺め。景色(けしき)。「景観・景勝・景物/遠景・佳景・光景・叙景・絶景・点景・背景・風景・夜景」 3...
けい【啓】
1 《「申し上げる」の意》手紙の冒頭に用いる語。「拝啓」より敬意が低い。 2 公式令(くしきりょう)に定められた公文書の一様式。皇太子・三后に下から奉る文書。 3 上官に奉る文書。
げいじゅつ‐ひろば【芸術広場】
《Ploshchad' Iskusstv/Площадь Искусств》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにある広場。19世紀にイタリアの建築家カルル=ロッシにより...
けいせいかいとらのまき【契情買虎之巻】
洒落本。1冊。田螺金魚(たにしきんぎょ)作。安永7年(1778)刊。遊女瀬川と客五郷との悲恋を描く。人情本の祖とされる。
くろうど‐どころ【蔵人所】
平安初期に設置された令外(りょうげ)の官。天皇と天皇家に関する私的な要件の処理や宮中の物資の調達や警備などをつかさどった。平安中期以後に職制が整い、別当・蔵人頭(くろうどのとう)・蔵人・出納・小...
け‐しき【景色】
《「気色(けしき)」と同語源》 1 観賞の対象としての自然界の眺め。風景。「—がよい」「雪—」 2 陶磁器、特に茶陶の見所の一。頽(なだ)れ・窯変・斑文(はんもん)など、不測の変化の部分をいう。...
け・し【怪し/異し】
[形シク] 1 あるべき状態と異なっている。非難すべきである。「はろはろに思ほゆるかも然れども—・しき心を我(あ)が思はなくに」〈万・三五八八〉 2 納得がいかない。変だ。→けしかる →けしゅう...
けしき‐づ・く【気色付く】
[動カ四] 1 そのような気配が感じられる。きざしが現れる。「風などは吹くも、—・きてこそあれ」〈源・須磨〉 2 一風変わっている。「いとおほどかに女しきものから、—・きてぞおはするや」〈源・野分〉
けさ【袈裟】
《(梵)kasṣayaの音写。赤褐色の意で、染衣(せんえ)・壊色(えしき)などと訳す》 1 インドで制定された僧侶の衣服。青・黄・赤・白・黒の正色を避けて濁色の布を用いたところからの名。縫い合わ...
けじめ
1 物と物との相違。区別。「やっと人間の顔色の—がつくほどの光が」〈徳永・太陽のない街〉 2 道徳や規範によって行動・態度に示す区別。節度ある態度。「公私の—をつける」「親子の間にも—が必要だ」...