おれおれ・し【愚れ愚れし】
[形シク]愚かしい。いかにもぼんやりしている。「もとより、—・しき人の心にて」〈源・手習〉
おんがくのけいこ【音楽の稽古】
《原題、(オランダ)Paar aan het virginaal》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦74センチ、横65センチ。バージナルの稽古をする若い女性と教師とおぼしき男性を描く。英国王...
おん‐き【温気】
気候・空気などの、あたたかみ。暖気。うんき。「雨戸のそとに—と雨が待っている」〈犀星・寂しき都会〉
おんこ‐ちしん【温故知新】
《「論語」為政から》過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくこと。 [補説]「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」と訓読する。「温」を「あたためて」と読む説もある。なお、「温古...
おんな‐ぎ【女気】
女が自然に備えているとされる気質。しとやかで優しい気持ち。女心。⇔男気(おとこぎ)。「流石(さすが)に—の悲しき事胸に迫りて」〈一葉・われから〉
おんな‐ぐるま【女車】
宮中の女房などが乗る牛車(ぎっしゃ)。男性用より少し小さく、簾(すだれ)の下から下簾を出して垂らす。「よろしき—の、いたう乗りこぼれたるより」〈源・葵〉
おんな・し【女し】
[形シク]いかにも女らしい。「いとおほどかに—・しきものから、気色づきてぞおはするや」〈源・野分〉
おんな‐たらし【女誑し】
女を誘惑してもてあそぶこと。また、それに巧みな男。色魔(しきま)。
おんな‐だゆう【女太夫】
1 江戸時代、菅笠をかぶり、三味線・胡弓(こきゅう)の弾き語りをして歩いた女の門付け芸人。正月には鳥追いとなった。 2 浄瑠璃・水芸・奇術などの演芸をする女芸人。
歌舞伎の変化舞踊「七小町...
かい【甲斐】
旧国名の一。現在の山梨県にあたる。甲州。
山梨県中西部、釜無(かまなし)川東岸にある市。武田信玄が築いた信玄堤の遺構がある。江戸時代には綿花栽培が盛んで、現在はぶどうなど果樹栽培のほか、電子...