あえ‐ず【敢えず】
[連語]《動詞「あ(敢)う」の未然形+打消しの助動詞「ず」が固定して用いられたもの》 1 (動詞の連用形に付いて)十分にしおえることができないで。…しきれないで。「涙もせき—語り続ける」「取るも...
つら【連/列】
1 つらなること。行列。「くれはどりあやにかしこく織るはたの越路の雁の—をなしける」〈夫木・一二〉 2 仲間。連れ。「初雁は恋しき人の—なれや旅の空飛ぶ声のかなしき」〈源・須磨〉
としどん
甑島(こしきしま)列島の下甑島(しもこしきしま)で大晦日に行われる行事。高い鼻の面と蓑(みの)を身につけた祝神が家々をまわり、子供の怠惰を戒め、餅を与える。国の重要無形民俗文化財、またユネスコの...
ともし・い【乏しい/羨しい】
[形][文]とも・し[シク] 1 「とぼしい1」に同じ。「旅費が—・いから」〈宙外・独行〉 2 「とぼしい2」に同じ。「—・い生活を送る」 3 心がひき込まれるようである。珍しくておもしろい。「...
とき‐の‐ちょうし【時の調子】
雅楽で、その季節にふさわしい音楽の調子。春は双調、夏は黄鐘(おうしき)調、秋は平調、冬は盤渉(ばんしき)調などとされている。
てい【邸】
[常用漢字] [音]テイ(漢) [訓]やしき やしき。大きな家。「邸宅・邸内/官邸・豪邸・私邸・別邸・本邸」 [名のり]いえ
つう‐ぎ【通義】
世間一般に通用する道理や意義。「其同等とは有様の等しきを云うに非ず、権理—の等しきを云うなり」〈福沢・学問のすゝめ〉
せめ‐た・てる【責(め)立てる】
[動タ下一][文]せめた・つ[タ下二] 1 厳しく非難する。しきりに責める。「相手の過失を—・てる」 2 しきりに催促する。「子供に—・てられて遊園地に出掛ける」
ちょう‐ちょう【喋喋】
[名](スル)口数の多いこと。しきりにしゃべること。「先生の前で、しきりに其内容を—した」〈漱石・こゝろ〉
[ト・タル][文][形動タリ]口数の多いさま。よくしゃべるさま。「人生や芸術の問題...
じゅん‐たいげん【準体言】
体言以外で、文中において体言と同じはたらきをしている語句。「行くがいい」「苦しきに耐える」の「行く」「苦しき」など。