しし‐く【獅子吼】
[名](スル) 1 雄弁をふるうこと。意気盛んな大演説をすること。「壇上に—する」 2 仏の説法。獅子がほえて百獣を恐れさせるように、悪魔・外道(げどう)を恐れ従わせるところからいう。
しし‐くしろ【肉串ろ】
[枕]「熟睡(うまい)」「黄泉(よみ)」にかかる。「—黄泉に待たむと隠(こも)り沼(ぬ)の下延(したは)へ置きて」〈万・一八〇九〉 [補説]かかり方未詳。肉(しし)を串に刺したものは味がよい、う...
志士(しし)苦心(くしん)多(おお)し
《陸機「猛虎行」から》志士は、簡単にはその志を変えないために、こと志と違って苦労することが多い。
しし‐ぐち【獅子口】
1 屋根の棟飾りの一。棟の両端に置く瓦で、山形の綾筋があり、上方に経の巻(まき)と称する丸瓦3個をつけたもの。神社・宮殿・邸宅などに用いる。 2 能面の一。獅子を表すもの。口を大きく開き、きばを...
獣(しし)食(く)った報(むく)い
よい思いをした埋め合わせに、当然受けなければならない悪い報い。また、悪事を犯したために、当然身に受ける報い。 [補説]「獣」は、「猪」「鹿」と書くこともあるが、「獅子」と書くのは誤り。