しぜん‐めんえき【自然免疫】
ある種の病原体に対して生体が生まれながらにもっている抵抗性。先天性免疫。⇔獲得免疫。
しぜん‐りつ【自然律】
「自然法則」に同じ。
しぜん‐りゅうざん【自然流産】
妊娠20週以前に、生育不能になった胎芽または胎児が、母体外に排出されること。人工妊娠中絶によらず、自然に起きる流産。
しぜん‐りょく【自然力】
1 自然界に起こる種々の作用。 2 経済学でいう、人間の労力を補う自然の力。風力・水力など。
しぜん‐りょくがん【紫髯緑眼】
赤みがかったほおひげと青い目。昔、中国で、西方の異民族の容貌(ようぼう)をいった語。
しぜん‐れいばい【自然冷媒】
空調や冷蔵・冷凍機器などに使用する冷媒のうち、水・空気・アンモニア・二酸化炭素など自然界にもともと存在する物質をいう。
しぜんれいばいヒートポンプ‐きゅうとうき【自然冷媒ヒートポンプ給湯機】
⇒エコキュート
しぜん‐れき【自然暦】
太陽や月の運行、1年を通しての動植物の移り変わりなどを目安としてつくる一種の暦。「カッコウが鳴くから豆をまけ」の類。
しぜんれんとう【自然連祷】
加藤幸子の短編小説集。昭和62年(1987)刊。「カモメの落ちた日」「シビルになりたい」など、自然と人間との共生を描く短編9作品を収める。
しぜんろん【自然論】
《原題Nature》エマソンの評論。1836年発表。精神と自然との出会いを通じ真理へ到達しようとする「超絶主義」を説く。別邦題「自然」「自然について」。