した‐ない【下内】
表ざたにしないこと。内密。「どうぞ、皆が沙汰なしに—で」〈浄・廿四孝〉
した‐なが【舌長】
[名・形動ナリ]言葉が過ぎること。偉そうに物を言うこと。また、そのさま。「お口が広いといふも—な事」〈浮・織留・四〉
したなが‐あぶみ【舌長鐙】
足を置く部分である舌の長い鐙。⇔舌短鐙(したみじかあぶみ)。
した‐なが・し【舌長し】
[形ク]言い過ぎである。言い方が生意気である。「黙れさ。検非違使勝舟が麁相(そさう)とは—・し」〈浄・用明天王〉
した‐なき【下泣き】
《「した」は心の意》心の中で泣くこと。忍び泣き。「下問ひに我が問ふ妹(いも)を—に我が泣く妻を今夜(こぞ)こそは安く肌触れ」〈記・下・歌謡〉
した‐なげ【下投げ】
1 腕を下からすくうように振って、物を投げること。⇔上投(うえな)げ。 2 茶を先に入れて、あとから湯をさすこと。⇔上投(うわな)げ。
した‐なげし【下長押】
床または縁板の上にある長押。⇔上長押(うわなげし)。
した‐なめずり【舌舐めずり/舌嘗めずり】
[名](スル) 1 うまそうな飲食物を前にしたときなどに、舌を出して唇をなめ回すこと。「料理の記事を読んで思わず—する」 2 欲するものを熱心に待ち設けること。「—して獲物を待ち構える」
した‐ならし【下馴らし】
あらかじめならしておくこと。