き‐ず・く【築く】
[動カ五(四)]《「城(き)築(つ)く」の意》 1 土石などを積み上げてつくる。「堤防を—・く」 2 体制・地位・財産などをしっかりとつくる。「政界に確固たる地位を—・く」「巨万の富を—・く」 ...
し【摯】
[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) 1 つかむ。しっかりと手に持つ。 2 手厚い。まじめな。「真摯」
さだ‐さだ【定定】
[副]しっかり。たしかに。「—と三度(みたび)同じ声に聞こゆるほど」〈浜松・四〉
猿(さる)の人真似(ひとまね)
しっかりした考えもなしに人のまねをすることをあざけっていう言葉。
砂上(さじょう)の楼閣(ろうかく)
見かけはりっぱであるが、基礎がしっかりしていないために長く維持できない物事のたとえ。また、実現不可能なことのたとえ。 [補説]「机上の空論」との混同で、「机上の楼閣」とするのは誤り。
じ‐がため【地固め】
1 家などを建てる前に、地面をならして固くすること。地形(じぎょう)。地突き。 2 物事の基礎をしっかりと固めておくこと。「立候補の—をする」
さし‐かた・める【差(し)固める/鎖し固める】
[動マ下一][文]さしかた・む[マ下二] 1 厳重に警戒する。「出入り口を—・める」 2 門や戸を堅く閉ざす。「ありしやうにも遣戸—・めさせねば」〈落窪・二〉 3 しっかりと身支度をする。「本田...
しか‐しか【確確】
[副](多く下に打消しの語を伴う)物事が確実に行われるさま。たしかに。しっかり。「終に—とねむることなければ」〈中華若木詩抄・上〉 「返事も—し給はず」〈仮・竹斎・下〉
しか‐と【確と/聢と】
[副] 1 はっきりとしているさま。確実でまちがいのないさま。たしかに。「夕方のことで—は見えなかった」「—相違ありません」 2 かたく、しっかりと。また、十分に。完全に。しっかと。「地盤を—固...
さかし・い【賢しい】
[形][文]さか・し[シク]《「盛(さか)し」と同語源か》 1 才知がすぐれ判断力があるさま。かしこい。賢明である。「—・いやり方」「競争社会を—・く生き抜く」 2 才知のあるように見せかけるさ...