あくど・い
[形][文]あくど・し[ク] 1 程度を超えてどぎつい。やり方が行きすぎてたちが悪い。「—・い宣伝」「—・い商売」 2 色や味などがしつこい。「化粧が—・い」「柄(がら)がけばけばしくて—・い」...
やに‐こ・い【脂こい】
[形][文]やにこ・し[ク] 1 やにの成分が多い。粘りけが多い。「—・い材質」 2 しつこい。くどい。「—・い男」 3 か弱い。もろい。「そないに—・い普請やない」〈上司・太政官〉
こってり
[副](スル) 1 味や色などが濃くて、しつこいさま。「—(と)した料理」「ポマードを—(と)つける」 2 程度のはなはだしいさま。いやというほど。「父から—(と)油を絞られる」
しつっこ・い
[形]「しつこい」の音変化。「—・くつきまとう」 [派生]しつっこさ[名]
うるさ・い【煩い/五月蠅い】
[形][文]うるさ・し[ク] 1 物音が大きすぎて耳障りである。やかましい。「隣の話し声が—・い」 2 注文や主張や批評などが多すぎてわずらわしく感じられる。細かくて、口やかましい。「—・い小姑...
くど・い
[形][文]くど・し[ク] 1 同じようなことを繰り返して言ったり長々と続けたりして、うんざりさせる。しつこくて、うるさい。「表現が—・い」「—・い質問」 2 味つけや配色などがしつこい。「色が...
色(いろ)濃(こ)・い
1 ある傾向が強く現れている。「不況の影響が—・い地場産業」「焦る気持ちが—・く出ている」 2 衣服の色が濃い。特に、紫や紅の場合にいう。「—・き衣(きぬ)に白き衵(あこめ)着たらむやうに見えて...
しつ‐よう【執拗】
[形動][文][ナリ] 1 しつこいさま。「—につきまとう」 2 自分の意見にいつまでもこだわりつづけるさま。えこじ。がんこ。「—に自説を主張する」 [派生]しつようさ[名]
あぶら‐ぎ・る【脂ぎる】
[動ラ五(四)] 1 表面に脂が浮かび出て、ぎらぎらする。「—・ったスープ」 2 精力的でしつこい感じがする。「—・った中年男」
あぶらっ‐こ・い【脂っこい/油っこい】
[形] 1 食品などのあぶら気が強い。「—・い料理」 2 性質・態度などがあっさりしていず、しつこい。「—・い語り口」 [派生]あぶらっこさ[名]