しののい‐せん【篠ノ井線】
中央本線塩尻(しおじり)から松本を経て信越本線篠ノ井に至るJR線。明治33〜35年(1900〜1902)開業。全長66.7キロ。
しのの‐に
[副]びっしょりぬれているさま。しとどに。「聞きつやと君が問はせるほととぎす—濡れて此(こ)ゆ鳴き渡る」〈万・一九七七〉
しののめ【東雲】
夜が明けようとして東の空が明るくなってきたころ。あけがた。あけぼの。「—の空」
しののめ‐ぐさ【東雲草】
アサガオの別名。
しののめ‐しんぶん【東雲新聞】
明治21年(1888)大阪で創刊された自由民権派の新聞。中江兆民を主筆として人気を博した。同24年廃刊。
しののめ‐ぶし【東雲節】
明治後期の流行歌。名古屋の娼妓(しょうぎ)東雲の脱走事件を風刺したものとも、名古屋旭新地の東雲楼の娼妓のストライキから生まれたともいわれ、演歌師によって全国に広まった。
し‐の‐はい【死の灰】
核爆弾の爆発や原子炉内の核分裂によって生じた、放射性微粒子の俗称。特に、ストロンチウム90やセシウム137は永く残留して造血器官や生殖器官に重大な影響を及ぼす。昭和29年(1954)3月の第五福...
し‐の‐はこ【尿の箱/清器】
便器。おまる。〈和名抄〉
しのは◦ゆ【偲はゆ】
[連語]《動詞「しの(偲)ふ」の未然形+自発の助動詞「ゆ」》しのばれる。自然に思い出される。しぬはゆ。「大伴(おほとも)の高師(たかし)の浜の松が根を枕(まくら)き寝(ぬ)れど家し—◦ゆ」〈万・六六〉
しの‐はら【篠原】
篠竹の生えている原。ささはら。