じっ‐きん【昵近】
1 なれ親しむこと。また、なれ親しんでいる相手の人。懇意。昵懇(じっこん)。「充分に先生と—になっている」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉 2 「昵近衆」の略。
しちてん‐ばっとう【七転八倒/七顛八倒】
[名](スル)《7度も転んだり倒れたりする意》転げ回ってもがき苦しむこと。しってんばっとう。「—してのたうち回る」「—の苦しみ」
しの・ぶ【偲ぶ】
《上代は「しのふ」で、ハ行四段活用。平安時代になって、「忍ぶ」(本来は上二段活用)と混同して「しのぶ」となり、上二段にも活用》 [動バ五(四)] 1 過ぎ去った物事や遠く離れている人・所などを...
じっ‐こん【昵懇】
[名・形動]《「昵」は、なれしたしむ意》親しく打ち解けてつきあうこと。また、そのさま。懇意。「—な(の)間柄」「—にしている家」
しのぶ‐かい【偲ぶ会】
密葬や家族葬の後、故人を偲び別れを惜しむために催す会。主催者、会の形式などに決まりはない。社葬・団体葬として催されることもある。お別れ会。
したしみ【親しみ】
親しむ気持ち。親近感。「誰からも—を持たれる人柄」「古典芸能に—を覚える」
し‐ふ【師父】
1 師匠と父。 2 父のように敬い親しむ師。「—と仰ぐ」
じ‐びょう【持病】
1 なかなか治らず、常に、または時々起こる病気。宿痾(しゅくあ)。痼疾(こしつ)。「—の神経痛に苦しむ」 2 身について直らない悪い癖。「—の癇癪(かんしゃく)が出る」
しのぶ‐ぐさ【偲ぶ種】
《上代は「しのふくさ」》昔を懐かしむ種(たね)。思い出のよすが。のちに「忍ぶ草」と混用した。「—はらへてましを行く水にみそぎてましを」〈万・九四八〉
じた‐ばた
[副](スル) 1 手足をばたばた動かすさま。「—(と)もがき苦しむ」 2 ある状態から逃れようと慌てたり焦ったりするさま。「今ごろ—(と)したってもう遅い」