えぼし‐やま【烏帽子山】
和歌山県南部、新宮市と東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦町の境にある山。標高910メートル。那智山の一峰。南西方に那智の滝がある。吉野熊野国立公園に属する。名の由来は山頂直下に烏帽子形をした帽子岩が...
えつ‐らく【悦楽】
喜びを得て楽しむこと。喜び満足すること。「—にひたる」
うれい【憂い/愁い/患い】
《「うれえ」の音変化》 1 予測される悪い事態に対する心配・気づかい。うれえ。「後顧の—」 2 嘆き悲しむこと。憂鬱(ゆううつ)で心が晴れないこと。うれえ。「—に沈んだ顔」 [補説]ふつう1は「...
ウル‐さん【ウル山】
《Uludağ》トルコ北西部の山。標高2543メートル。同国第四の都市ブルサの南方に位置する。周囲一帯がウル山国立公園に指定され、ハイキングなどを楽しむ観光客が多く訪れるほか、同国屈指のスキーリ...
うざい‐がき【有財餓鬼】
1 飢えに苦しむ餓鬼の中で、物を食することのできる餓鬼。膿(うみ)・血などを食う小財餓鬼と、人の食い残しや、祭祀(さいし)などで捨てられた物を食う多財餓鬼とをいう。⇔無財餓鬼。 2 財産を多く持...
うずき【疼き】
うずくこと。ずきずきする痛み。「古傷の—に苦しむ」
うずら【鶉】
1 キジ科の鳥。全長約20センチ、体は丸く尾は短い。全体に茶色で、黄白色の縦斑と黒斑とがある。草原にすみ、地上を歩き回る。ユーラシア・北アフリカに分布。古くは鳴き声を楽しむために飼育された。肉・...
兎(うさぎ)死(し)すれば狐(きつね)これを悲(かな)しむ
《田芸蘅「玉芺零音」から》同類の不幸を縁者が悲しむことのたとえ。
うつくし・ぶ【慈しぶ/愛しぶ】
[動バ上二]「うつくしむ」に同じ。「八つ九つばかりにて、声いとおもしろく、笙(さう)の笛吹きなどするを、—・び、もてあそび給ふ」〈源・賢木〉
うち‐と・ける【打(ち)解ける】
[動カ下一][文]うちと・く[カ下二] 1 警戒心がなくなり、隔てなく親しむ。気を許す。「初対面の相手と—・ける」 2 気楽にくつろぐ。「家庭的な—・けた集まり」 3 油断する。「誰とか知らむと...