しゃくじゅう‐せつ【積聚説】
インド哲学の宇宙論の一。無数に存在する地性・水性・火性・風性の4種の原子が結合・集績して世界が成立するとする多元論的世界観。サーンキヤ学派などの転変説に対するもので、最初ジャイナ教で唱えられ、の...
しゃく‐じょ【錫紵】
天皇が二親等以内の親族の服喪の際に着用する浅黒色の闕腋(けってき)の袍(ほう)。しゃくちょ。
しゃく‐じょう【借状】
借用の証文。借用証書。「—も持って参った」〈虎寛狂・胸突〉
しゃく‐じょう【錫杖】
1 僧侶・修験者が持ち歩くつえ。頭部は塔婆形で数個の環がかけてあり、振ったり地面を強く突いたりして鳴らす。 2 四箇(しか)法要の一。1を楽器として用いる。また、そのときに唱える偈(げ)。 3 ...
しゃくじょう‐そう【錫杖草】
ツツジ科の多年生の菌従属栄養植物。山地の陰湿地に生え、高さ約20センチ。全体が淡黄褐色で、葉は鱗片(りんぺん)状。夏、淡黄白色のつり鐘形の花をつける。錫杖花。
しゃく‐じん【石神】
「いしがみ」に同じ。
しゃく・する【釈する】
[動サ変][文]しゃく・す[サ変]意味を解き明かす。「般若心経を—・する」
しゃく‐すん【尺寸】
《1尺と1寸の意から》わずかばかりのこと。せきすん。
しゃくせき‐し【赤石脂】
酸化鉄を含む陶土。漢方で止血・止瀉(ししゃ)薬などに用いる。
しゃく‐せん【借銭】
借りた金銭。借金。借財。「家屋敷を—のかたにおく」