しゃ‐まく【紗幕】
紗のような薄い布地で作られた幕。照明の位置により幕の内側が見えたり見えなかったりするので、演劇の舞台などに用いられる。
しゃます
[助動][○|しゃまし|しゃます|しゃます|○|しゃませ]《尊敬の助動詞「しゃる」に丁寧の助動詞「ます」の付いた「しゃれ(り)ます」の音変化。近世、主に上方で用いられた語》四段・ナ変動詞の未然形...
しゃ‐まだる・い【しゃ間怠い】
[形]《「しゃ」は接頭語。近世上方語》てぬるい。まだるっこい。「—・い、さいぜんに惣兵衛め斬りそこなうたも女房ゆゑ」〈浄・淀鯉〉
しゃ‐み【三味】
「三味線」の略。さみ。「—の音(ね)」「—を弾く」
しゃみ【沙弥】
《(梵)śrāmaṇeraの音写》仏門に入り、髪をそって十戒を受けた初心の男子。修行未熟な僧。さみ。→沙弥尼
しゃみ‐かっしき【沙弥喝食】
禅宗や律宗の寺院で、食事の案内をする沙弥。沙弥で喝食の服を着ている者。沙喝。
沙弥(しゃみ)から長老(ちょうろう)にはなれぬ
物事には順序があって、一足飛びには上に進めないことのたとえ。→沙弥
しゃみ‐じっかい【沙弥十戒】
⇒十戒(じっかい)1㋐
しゃみ‐せん【三味線】
1 日本の弦楽器の一。四角形で扁平な木製の胴の両面に猫または犬の皮を張り、胴を貫通してのびる棹(さお)に3本の弦を張ったもの。ふつう、いちょう形の撥(ばち)で弾く。棹の太さによって太棹・中棹・細...
しゃみせん‐いと【三味線糸】
三味線の弦に用いる糸。絹糸をより合わせて黄色に染め、糊(のり)で固めたもの。