しょうもん‐かい【声聞界】
仏語。十界の一。声聞の境界。
しょうもんき【将門記】
平安中期の軍記物語。1巻。作者未詳。天慶3年(940)平将門(たいらのまさかど)の乱後まもなく成立。乱の経緯を、変体漢文で記述。のちの軍記物の先駆とされる。まさかどき。
しょうもんしょう【肖聞抄】
⇒伊勢物語肖聞抄
しょうもん‐じ【声聞師】
⇒唱門師(しょうもんじ)
しょうもん‐じ【唱門師】
中世、祈祷(きとう)・卜占(ぼくせん)や祝福芸能を業とした下級の陰陽師(おんようじ)。室町時代には奈良興福寺に座が結成されたほか、京都など各地に存在し、曲舞(くせまい)・猿楽などの芸能を行ったが...
しょうもん‐じょう【声聞乗】
仏語。二乗・三乗の一。自己の悟りのみを目的とする声聞のために説かれた教え。→縁覚(えんがく)乗
しょうもん‐そう【声聞僧】
自己の悟りのみを求めて修行する小乗の僧。
しょうもん‐ち【証文地】
⇒朱印地
しょうもん‐の‐じってつ【蕉門の十哲】
芭蕉門下の10人のすぐれた俳人。ふつう、榎本其角(えのもときかく)(宝井其角)・服部嵐雪(はっとりらんせつ)・向井去来・内藤丈草・杉山杉風(すぎやまさんぷう)・志太野坡(しだやば)・越智越人(お...
証文(しょうもん)の出(だ)し後(おく)れ
証文を差し出すべき時機を失する意から、手遅れで何の効力もないことのたとえ。