しょくぶつ‐せいりがく【植物生理学】
植物を対象とする生理学。広く植物にみられる発生・生長・代謝・呼吸などの現象や諸機能を生理学的に研究する学問をいう。
しょくぶつ‐せんい【植物繊維】
植物から得られる繊維の総称。主成分はセルロース。綿などの種子毛繊維、ミツマタ・コウゾなどの靭皮(じんぴ)繊維、マニラ麻などの葉繊維、木材繊維などがある。
しょくぶつ‐せんりょう【植物染料】
⇒植物性染料
しょくぶつ‐そう【植物相】
一定の区域内に分布する植物の種類。フローラ。フロラ。
しょくぶつ‐ぞうげ【植物象牙】
ゾウゲヤシなどの種子の胚乳(はいにゅう)。白色で堅く象牙に似ており、ボタンや彫刻材料にする。
しょくぶつ‐たい【植物帯】
植物の垂直的な分布帯。植物相や相観によって低地帯・山地帯・亜高山帯・高山帯などに、また森林の代表種によってクリ帯・ブナ帯などに分類。
しょくぶつ‐ちりがく【植物地理学】
植物の種類・群落などの分布や、分布の原因、植生の成立過程などを地理的・地史的な環境との関係で研究する学問。
しょくぶつ‐にく【植物肉】
小麦粉のグルテンや大豆のたんぱく質など、植物性の原料による代用肉。プラントベースドミート。
しょくぶつ‐にんげん【植物人間】
脳の損傷などにより植物状態となった患者。
しょくぶつのだんめん【植物の断面】
春山行夫の第2詩集。昭和4年(1929)発表。モダニズム詩の代表的作品。