しん‐し【新紙】
1 新しい紙。最近作られた紙。 2 「新聞紙(しんぶんし)」の略。「悠然自若として—を眺めている」〈紅葉・二人女房〉
しん‐し【新詩】
1 新作の詩。 2 明治時代の新体詩の異称。「—を三つ程作って」〈花袋・野の花〉
しん‐し【浸漬】
[名](スル)《慣用読みで「しんせき」とも》 1 液体にひたすこと。「—熱」 2 思想や流言などが次第に浸透していくこと。
しん‐し【深思】
[名](スル)深く思うこと。深い考え。「門を出たら、病人に会った。人は病まなければならないかと王子は—した」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
しん‐し【真摯】
[名・形動]まじめで熱心なこと。また、そのさま。「—な態度」「—に取り組む」 [派生]しんしさ[名]
しん‐し【神使】
《「じんし」とも》神のつかい。ふつう、その神に縁故のある鳥獣虫魚である場合が多い。例えば、稲荷神の狐、八幡神の鳩、春日明神の鹿、熊野権現の烏、日吉(ひえ)山王の猿など。つかわしめ。
しん‐し【神祠】
神を祭るほこら。やしろ。
しん‐し【紳士】
《搢紳(しんしん)の士の意》 1 上流社会の人。「有名—の商議場たるが如く」〈織田訳・花柳春話〉 2 上品で礼儀正しく、教養の高いりっぱな男性。ジェントルマン。「—淑女」 3 成人の男性。「—服」
しん‐し【臣子】
家来。臣下。「人の—となりながら恩義を顧みず」〈中勘助・鳥の物語〉
しん‐し【親子】
1 親と子。おやこ。 2 法律で、直系一親等の自然的血縁関係のある実親子、または法定血族である養親子。