しゃくし‐がい【杓子貝】
1 シャクシガイ科の二枚貝の総称。貝殻は白色、球形でよく膨らみ、後端が柄のように長く伸び、杓子状をしている。沿岸の水深50〜200メートルの海底にすむ。 2 イタヤガイの別名。貝殻に柄をつけて杓...
みこし‐がい【見越し買い】
「思惑(おもわく)買い」に同じ。
さし‐がい【指肘】
舞楽の舞の手の一。左手を前に伸ばし、右手を伏せ、それを左上へさすのが左指肘(ひだりさしがい)、その反対が右指肘。さすかいな。
かたし‐がい【片し貝】
二枚貝の貝殻が離れて1枚になったもの。かたつがい。
だし‐がい【出し貝】
貝合わせで、貝殻を左右に分けたうちの左貝。各自が持っていて、地貝を並べたところに出す。→貝合わせ
とし‐がい【年甲斐】
年齢にふさわしい思慮や分別。
はなし‐がい【放し飼い】
1 家畜を、つないだり囲ったりしないで、広い所に放って飼うこと。はなちがい。「高原で牛を—にする」 2 子供などを放任しておくこと。「叔母さん叔母さん、お勢さんを—はいけないよ」〈二葉亭・浮雲〉
たがやさん‐みなしがい【鉄刀木身無貝】
イモガイ科の巻き貝。殻高12センチくらい。殻表は褐色で白いうろこ模様がある。魚食性。歯舌の毒性は強く危険。紀伊半島以南の浅海にすむ。
えぼし‐がい【烏帽子貝】
甲殻綱エボシガイ科の節足動物。体長約5センチ。頭部は烏帽子形をした5枚の殻に覆われ、柄部は肉質で、船底・流木などに付着。殻の間からひげ状の蔓脚(まんきゃく)を出し、プランクトンを集めて捕食する。
まつむし‐がい【松虫貝】
タモトガイ科の巻き貝。潮間帯の海藻の間などにすむ。貝殻は紡錘形で、殻高2センチほど。殻表は滑らかで、白に褐色の網目模様がある。本州以南に分布。