じゆう‐ちょう【自由帳】
自由に書きこむための帳面。罫線がなく無地のものが一般的で、児童向けのものが多い。自由ノート。
じゆう‐でんし【自由電子】
真空中や金属内部を自由に動いて、電気や熱の伝導役をする電子。
じゆうでんし‐レーザー【自由電子レーザー】
ほぼ光速に加速した自由電子を、アンジュレーターという磁石が多数並ぶ装置で蛇行させ、放射光を発生・増幅するレーザー。原子や分子の誘導放出によるレーザーと異なり、光(電磁波)の波長を遠赤外線、可視光...
じゆう‐とう【自由党】
明治14年(1881)板垣退助を中心に結成された政党。フランス流急進的自由主義を唱えた。明治17年(1884)解散。 大同団結運動ののち、明治23年(1890)に大井憲太郎らがを再興した政...
じゆう‐とし【自由都市】
神聖ローマ帝国などで教会や封建諸侯に属さず、皇帝や国王に市政や商取引の自由を与えられた都市。ドイツのリューベック・ブレーメン・ハンブルク、フランスのコルマルなど。帝国自由都市。また、帝国の影響力...
じゆう‐ど【自由度】
1 一つの系の変形しうる度合い。ある物理系の運動状態または平衡状態を表すのに必要な、任意に独立に変化させることができるものの数。例えば、空間を自由に運動する剛体の自由度は、直交座標系での自由度3...
じゆうなせかいで【自由な世界で】
⇒自由国家で
じゆう‐にんよう【自由任用】
公務員の任用の際、なんらの法的資格を要せず、任命権者が自由に適任者を任用すること。国家公務員法で一部の特別職に限り適用される。
じゆう‐の‐いえ【自由の家】
《Casa de la Libertad》ボリビア中南部の都市スクレの市街中心部にある建物。五月二十五日広場に面する。1825年、スペインからの独立の調印が行われた場所として知られる。現在は独立...
じゆうのかなたで【自由の彼方で】
椎名麟三の小説。昭和28年(1953)から昭和29年(1954)にかけて、「新潮」誌に断続的に発表。単行本は昭和29年(1954)刊行。自身が文学活動を始める以前を振り返った自伝的長編。