すいかんないにゅうとうねんえきせい‐しゅよう【膵管内乳頭粘液性腫瘍】
膵管(すいかん)内にできる、粘液を含んだポリープ状の腫瘍。癌(がん)化していても膵管内にとどまることが多く、予後は良いとされる。IPMN(intraductal papillary mucino...
すいかん‐ばかま【水干袴】
水干を着るときにはく袴。幅の狭い括(くく)り袴で、股立(ももだち)の合わせ目とひざの上の縫い目に菊綴(きくとじ)をつけた。
すいかん‐ぶんせき【吹管分析】
鉱物などの金属成分を簡便に検出する分析法。木炭上の穴に試料の粉末を詰め、これに吹管炎を吹きつけ、その変色・溶融状態などから成分を判定する。
すいかん‐ボイラー【水管ボイラー】
胴内に水を通した多数の管を配置し、管の外から加熱して蒸気を発生させる方式のボイラー。高温・高圧の蒸気が多量に得られる。
すい‐が【酔臥】
酒に酔って寝ころぶこと。「三毒の酒に—し」〈海道記〉
すい‐が【睡臥】
[名](スル)横になってねむること。「昼は一家皆—して、黄昏に至って初めて起き」〈秋水・兆民先生〉
すい‐がい【透垣】
《「すきがき」の音変化》板と板、または竹と竹との間を、少し透かしてつくる垣。すいがき。「所どころの立蔀(たてじとみ)、—などやうのもの、乱りがはし」〈源・野分〉
すい‐がい【水害】
洪水・高波などによって受ける被害。《季 夏》
すい‐がい【水涯】
水のほとり。水ぎわ。岸。「行く行く詩文を談じて—を過ぎ」〈織田訳・花柳春話〉
すい‐がい【翠蓋】
緑色のおおい。また、緑の葉の茂った木の枝のたとえ。「赤松黒松の挺然(ていぜん)林より秀でて—を碧空に翳(かざ)すあり」〈蘆花・自然と人生〉