すずめ‐の‐ちゃひき【雀の茶挽】
イネ科の一年草。日当たりのよい荒地に群生し、高さ約60センチ。夏、淡緑色の平たい小穂が垂れ下がる。牛馬の飼料にする。
すずめ‐の‐つぼ【雀の壺】
「雀の田子(たご)」に同じ。
すずめ‐の‐てっぽう【雀の鉄砲】
イネ科の一、二年草。田のあぜに生え、高さ約30センチ。春、褐色の葯(やく)が目立つ淡緑色の穂を密に円柱状につける。すずめのまくら。すずめのやり。やりくさ。《季 春》「—磧(かはら)もここは田のつ...
雀(すずめ)の涙(なみだ)
ごくわずかなもののたとえ。「—ほどの退職金」
すずめ‐の‐はかま【雀の袴】
カタバミの別名。
すずめ‐の‐ひえ【雀の稗】
1 イネ科の多年草。日当たりのよい草地に生え、高さ約50センチ。秋、数個の平たい淡黄緑色の穂が集まってつく。《季 秋》 2 スズメノヤリの別名。
すずめ‐の‐まくら【雀の枕】
スズメノテッポウの別名。
すずめのミサ【雀のミサ】
《原題、(ドイツ)Spatzenmesse》モーツァルトのミサ曲の通称。ハ長調。全6曲。1775年から1776年にかけて作曲。通称はバイオリン独奏で雀のさえずりに似た音形があることに由来する。
すずめ‐の‐やり【雀の槍】
1 イグサ科の多年草。草原などに生え、高さ10〜30センチ。葉は線形。春、褐色の花をつける。すずめのひえ。 2 スズメノテッポウの別名。
すずめ‐ばち【雀蜂/胡蜂】
1 膜翅(まくし)目スズメバチ科の昆虫。日本最大のハチで、体長は女王バチが約4センチ、働きバチが約2.5センチ。体は黒と黄褐色の縞模様。腹部に毒針をもち、攻撃的で、毒は猛毒。巣は土中、樹木の空洞...