す【簀】
割り竹・葦(あし)などを粗く編んだもの。「—巻き」「葭—(よしず)」
す【簾】
すだれ。「男いたくめでて—のもとに歩み来て」〈源・帚木〉
す【素】
[名] 1 装わないで生地(きじ)のままであること。また、他のものが加わらないでそのものだけであること。「化粧せず—のままで店に出る」 2 日本の音楽・舞踊・演劇などの演出用語。芝居用の音楽を...
す【素/蘇】
〈素〉⇒そ 〈蘇〉⇒そ
す【酢/醋/酸】
酢酸を含む酸味のある調味料。ほかに有機酸類・糖類・アミノ酸類を含み芳香とうまみをもつ。日本には4世紀ごろに中国から伝来。米酢(こめす)・粕酢(かすず)などの穀物酢、りんご酢・ぶどう酢などの果実酢...
す【須】
[常用漢字] [音]ス(呉) シュ(漢) [訓]すべからく 〈シュ〉 1 必要とする。「須要」 2 わずかの間。しばらく。「須臾(しゅゆ)」 3 梵語の音訳字。「須弥山(しゅみせん)」
〈ス...
す【鬆】
1 大根・牛蒡(ごぼう)などの芯(しん)にできるすきま。「—が入(い)る」 2 豆腐・卵などを煮すぎたためにできる多数の細かい穴。鋳物などに急に高い熱を加えたときにも生じる。「—が立つ」
すあい【牙儈】
1 売買の仲買をする者。また、その手数料。周旋料。才取り。すわい。「商人(あきんど)の—を取るとは、武士の風上にも置かぬ奴」〈浮・世間猿〉 2 (「牙婆」「女商」「数間」などとも書く)「牙儈女」...
すあい‐おんな【牙儈女】
江戸時代、元禄・正徳ころ、呉服・小間物類の取り次ぎ販売などをしながら、ひそかに売春もした女。すあい。「淋しき折節めいめい身の上の事を語りし。ひとりは室町の—」〈浮・一代女・五〉
す‐あえ【酢和え/酢韲え】
野菜・魚介などを酢であえること。また、あえたもの。酢の物。