がん‐ぞう【龕像】
石窟などの壁面に、龕とともに彫り出された仏像。また、それに似せて小さな厨子(ずし)に納まるように造られた仏像。
き‐ちょう【几帳】
寝殿造りの室内調度で、間仕切りや目隠しに使う屏障具(へいしょうぐ)の一。土居(つちい)という台の上に2本の柱を立てて横木をわたし、それに夏は生絹(すずし)、冬は練絹(ねりぎぬ)などの帷子(かたび...
キムパプ
《(朝鮮語)》朝鮮風巻き鮨(ずし)。ごま油で風味をつけた飯に、野菜・牛肉・キムチなどの具を入れて巻いたもの。キンパ。
カリブディス【Kharybdis】
ギリシャ神話で、メシナ海峡に住む女の怪物。大渦潮(うずしお)を擬人化したもので、近づく船を飲み込むとされた。カリュブディス。→スキュラ
きり‐おと・す【切(り)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 物の一部を切って本体から離す。「パンの耳を—・す」 2 堤防の一部を壊して、水を流す。「堤防を—・す」 3 つるしてある幕の上部をはずして一気に下へ落とす。切って落とす。
きよ‐どころ【清所】
貴人の家の台所。御清所(おきよどころ)。御厨所(みずしどころ)。
きん‐こつ【金骨】
世俗を超越した風格。仙骨。「先聖必ずしも—に非ず」〈正法眼蔵随聞記・一〉
ぎょうき‐ぶき【行基葺き】
本瓦葺きの一。丸瓦の下方が末広がりとなったものを用い、下方に置く丸瓦の細いほうを覆うように順々に重ねて葺いたもの。法隆寺金堂の玉虫厨子(たまむしのずし)の屋根にみられる。
きょう‐そう【狂草】
極端にくずした草書。唐の張旭(ちょうきょく)・懐素(かいそ)や、明末の王鐸(おうたく)・傅山(ふざん)が著名。
きょう‐き【共起】
[名](スル)《co-occurrence》言語学で、二つの語が、句や文の中で関連性をもって同時に出現すること。例えば、「必ずしも」は、「ない」などの打ち消しの語と共起する。