いちねん‐おうじょう【一念往生】
1 臨終のときに一度だけ阿弥陀仏を念ずれば、極楽に往生するということ。 2 浄土真宗で、阿弥陀仏の名号を唱えていれば極楽に往生できるということ。
いちじゅう‐さいじゅう【一入再入】
布を染料に何度もつけて染めること。また、染めた色の濃いこと。いちじゅさいじゅ。「その恩の深きことを案ずれば、—の紅(くれなゐ)にも過ぎたらん」〈平家・二〉
いちごう‐しょかん【一業所感】
仏語。人はいずれも、同一の善悪の業(ごう)ならば同一の果を得るということ。共業共果(きょうごうきょうか)。「—の身なれば、先世の芳縁も浅からずや」〈平家・三〉
い‐ち【位置】
[名](スル) 1 ものがある所。ものがあるべき場所。また、ある場所を占めること。「—がずれる」「所定の—につく」「青森県は本州の最北端に—する」 2 ㋐物事が全体の中で占める場所。「この問題は...
顔(かお)を直(なお)・す
汗などでくずれた化粧をし直す。
かがく‐せんりょうけい【化学線量計】
放射線の線量を計測する線量計の一種。放射線の照射によって生じる水溶液中の物質の酸化・還元などの化学反応を利用する。フリッケ線量計やセリウム線量計が知られ、いずれも線量が大きい場合に用いられる。
こうまくか‐しゅっけつ【硬膜下出血】
くも膜と硬膜の間に出血した状態。頭蓋内出血の一つ。 [補説]外傷によって、頭蓋骨の脳にずれが生じ、硬膜とくも膜の間にある静脈が断裂することによって起こる場合と、脳挫傷による出血が硬膜下腔に広がっ...
クオーク‐せい【クオーク星】
クオークのみからなる理論上の天体。中性子星を超える高圧・高密度のため中性子が崩壊し、それを構成するクオークが巨大なひとかたまりになっていると考えられている。候補となる天体がいくつか見つかっている...
くぐ・む【屈む】
[動マ四]からだを折り曲げる。からだを小さくしてしゃがむ。かがむ。「さし—・みて御覧ずれば」〈義経記・二〉
[動マ下二]腰を曲げて身を低くする。かがめる。「ひさかたの天(あま)つみ空は高けれ...
く・える【崩える/壊える】
[動ア下一][文]く・ゆ[ヤ下二]くずれる。「土が柔かで—・えますから地面は歩行(ある)かれません」〈鏡花・高野聖〉