もて‐きょう・ず【もて興ず】
[動サ変]ひどくおもしろがる。興ずる。「片田舎の人こそ、色こくよろづは—・ずれ」〈徒然・一三七〉
もく‐さん【目算】
[名](スル) 1 目で見て数量の見当をつけたり、だいたいの計算をしたりすること。目分量。「—を立てる」「会場の収容人数を—する」 2 こうなるだろうという予測や、それにもとづいた計画。見込み。...
もぎ‐どう【没義道/無義道】
[名・形動]人の道にはずれてむごいこと。非道なこと。また、そのさま。不人情。「田舎の客から—に金を絞りとる場面なども」〈里見弴・安城家の兄弟〉
め‐ぬけ【目抜】
フサカサゴ科の海水魚のうち、体色が赤い大形種の総称。バラメヌケ・オオサガ・サンコウメヌケ・アコウダイなど。いずれも深海の岩礁にすみ、釣り上げられると水圧の急変のため目が飛び出す。食用。《季 冬》
メギッド【Megiddo】
イスラエル北部、エズレル平野にある都市遺跡。アフラの南西約10キロメートルに位置する。紀元前3000年頃にはすでに城壁に囲まれた要塞都市になっており、エジプトとダマスカスを結ぶ戦略上の要地として...
もどし‐こうざつ【戻し交雑】
交配によって生じた雑種第一代の個体と、その両親のいずれかとを交配すること。育種や遺伝子型の検定に利用。戻し交配。
むさ‐くさ
[副] 1 気持ちが沈んで晴れないさま。むしゃくしゃ。「気ガ—シテタマラナイ」〈和英語林集成〉 2 毛などが乱れ生えているさま。もじゃもじゃ。「—としたお髭(ひげ)」〈浮・男色大鑑・七〉 3 ...
むし‐くい【虫食い/虫喰い】
1 虫が食うこと。また、そのあと。「—の古本」「—の葉」 2 陶磁器の縁に表れた釉(うわぐすり)の小さな剝落(はくらく)のあと。虫が食ったあとに似る。釉が素地(きじ)によく付着していないとできる...
むこう‐ぶんさん【無効分散】
回遊性のない動物が海水に乗って分布地域を離れて流れてくること。「死滅回遊」の新しい名称。回遊先の地域・海域で季節の変化などから死滅するが、いずれ環境の変化から定着する可能性もあると考えて、現在の...
む‐どう【無道】
[名・形動]行いが人の道にそむいていること。道理にはずれていること。また、そのさま。非道。「目に余る—な仕打ち」「悪逆—」